(アニメ感想)彼方のアストラ
***映画・本・漫画のネタバレあります***
【作品名】
彼方のアストラ
【見た日・読んだ日】
2019/9月末
【種類】
□本(和・洋) 出版社() / □映画(和・洋・アニメ) (吹替・字幕) (2D・3D) 制作会社()
【内容】
[映画] □オリジナル □原作もの □漫画(未読・既読)
[本] □漫画 □小説 □ノンフィクション □エッセイ □伝記 □社会 □実用 □他
[アニメ] ■漫画原作 □オリジナル
[ドラマ] □オリジナル □原作もの(未読・既読)
【テーマ】
数多の困難を乗り越えて、若者はいま、新たな絆と自分を見つける
(ありきたりな説明だけどほんとに面白いからみて!)
【キーワード】
SFミステリ / 宇宙漂流の旅 / 家族 /
【鑑賞】
□紙本購入 □Kindle □劇場 □TV □BD/DVD ■オンデマンド(Amazon prime) □他()
【読書・鑑賞理由】
■口コミ □シリーズ □リピート □キャスト □なんとなく □他()
【要素】
■泣けた ■笑えた □キュンとした ■考えさせられた □すっきりしない
【my評価】
★5:語り切れない・円盤欲しい
★4:もう1回見たい・人に勧めたい
★3:お金払う価値はあり
★2:レンタルでいい
★1:見なくてもよかった
全体 ★★★★★
ストーリー ★★★★★
キャラクター ★★★★★ 一人一人の名前を気づいたら覚えてる
テンポ ★★★★☆ 導入部分だけだと物語のよさがわかりづらいかも
世界観 ★★★★★ いろいろとやられました
[映画・アニメ]
演出 ★★★★★ 作りが丁寧。最初と最後を時間拡大してたっぷり描いてくれたのがよき。EDでの写真の使い方も素敵。
音楽 ★★★★☆
キャスト ★★★★★ 細谷さんカナタみたいな役が似合うな〜 フニちゃんの声が可愛くてすき
映像 ★★★★★ 絵がきれい
【(主観)この作品のポイント】
笑いあり、涙あり、ミステリあり。一粒で何度もおいしいお得な作品。
各回きちんと起承転結ときれいに回収されるフラグがあって、どの回も見終わったあとのスッキリ感がよい。後半は各回で回収されていなかった伏線たちをきれいに回収して風呂敷を畳んでいくのが見事で、ミステリ好きにも人気が出たというのは本当に納得。
でもこの作品の良さはミステリの部分だけではない。かんぺきではない登場人物たちが毎回訪れる未知の惑星で出会う困難に全員で立ち向かうことで少しずつ成長していって、それを見守るうちにどんどん視聴者も引き込まれていって、最後に冒険が終わるときには「ほんとにみんなよくがんばったね!」って心から思えるところも魅力の一つだとおもう。
【好きなセリフ、好きなシーン、気に入ったところ】
アストラに到着する直前、みんなで今までの冒険で一番印象に残った場面を思い出しているシーン。 後半の子たちがみんなカナタに助けられたことを振り返っていくところで、わたしも「そうだよね、やっぱカナタかっこいいよなあ!!!!!」って泣きながら頷いてた。
【感じたこと等】
カナタたちは大人たちが隠し通してきた秘密を公開したが、それで本当によかったのだろうか?人間たちが再び争いを生まないために大人たちは並大抵ではない努力で精一杯秘密を守ってきて、それがうまく機能していたのに、その努力や、争いのあった時代を自分の目で見ていない子供たちに公開する権利があったのか。
カナタたちの言うことももちろんわかるけど、一番大切なのはむだに失われるヒトのいのちをなくすことで、それを守るためなら嘘をつきつづけることもやむをえないのではないか。といっても秘密を暴こうとする人間を殺してまで嘘をつくのもどうかとは思うけれど…
作品をとおして、あるべき世界のかたちってなんだろうと自然と考えさせられたところもこの作品のすごいところ。
見終わってから少し時間が空いてしまったので、また見返した際に細かい感想を書いていきたい。