(映画感想)ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん
***映画・本・漫画のネタバレあります***
【作品名】ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん
【見た日・読んだ日】2019/12/27
【種類】 ■映画
【内容】■オリジナル
【テーマ】
昔、父と息子をつないだファイナルファンタジーが
時をこえ、今あらためて、ふたりをつなぐ。
【キーワード】
ファイナルファンタジー XIV / 家族愛 / オンラインゲーム / CG
【鑑賞】■他(飛行機の中で)
【読書・鑑賞理由】■なんとなく
【要素】■泣けた ■笑えた
【my評価】
★5:語り切れない・円盤欲しい
★4:もう1回見たい・人に勧めたい
★3:お金払う価値はあり
★2:レンタルでいい
★1:見なくてもよかった
全体 ★★★★☆
ストーリー ★★★★☆
キャラクター ★★★★★
テンポ ★★★★☆
世界観 ★★★★★ 現実とゲームの世界を行ったり来たりするのが面白い
[映画・アニメ]
演出 ★★★★☆
音楽 ★★★☆☆
キャスト ★★★★★ 吉田鋼太郎さんのキャスティング最高w
映像 ★★★★☆
このタイトル、正直どう考えてもB級映画だと思いません?
ファイナルファンタジーっていうからてっきり美麗なアニメ映画かと思いきや、宣伝画像は現代設定っぽい坂口健太郎さんと吉田鋼太郎さんがゲームやってるだけだし、え、どゆこと?そもそも光のお父さんってなに?ってなるじゃん。
気になりすぎて、飛行機の中なら無料だしつまらなかったら途中でやめよっと、と思って見始めたらまさかの普通に面白いんでびっくりでした。途中でやめるどころがトイレにも立たずに一気見したよ。まさかの涙を誘うシーンまである。
ストーリーもすごく面白いんだけど、一番の見どころはとにかくお父さん。お父さんが面白い。
冒頭、突然家族に何も言わずに仕事を退職して単身赴任先から帰ってきた堅物お父さん(吉田鋼太郎さん)。そんな父とうまくコミュニケーションがとれない社会人息子(坂口健太郎さん)は、幼いころに唯一父とともに遊んだのがファイナルファンタジーだったことを思い出し、PS4とファイナルファンタジーXIVをお父さんにプレゼントして一緒にやってみようと計画する。
そこまではいいんだけど、なぜか「一緒にやろう!」と直接父には言わず、オンライン上で赤の他人を装って話しかけたことから息子という正体を隠したまま、ともにクエストを進めていくことにw
クエスト進行をフォローして父と仲良くなった息子は、普段の父の堅物さからは想像できないほどにギャグを飛ばし浮かれまくる父のアバターの姿に心底驚いて…という流れ。
良かったところ
・FF14でオンラインやってみたい!って思わされるほど、FF14の楽しみ方をうまく描いている。
・ゲームアバター姿のときは基本声優さんが声をあてているのに、お父さんのアバターだけ吉田鋼太郎さんがそのまま声をあててて、堅物パパの声でしょうもないギャグ飛ばしてくるギャップが面白すぎたw
・オンライン上だけの友人(アバター)が何名か出てくるんだけど、その人たちの現実の姿が全く出てこないのがよかった。
・お父さんが仕事を辞めた理由なども終盤にきちんと説明されて、終わり方がすごくきれい。「光のお父さん」の意味もちゃんとわかる。
わたしはFF14をやったことがないけどすごく楽しめた。逆にやったことある人だと「実際と違うな~」とか感じることもあるのかも。
見終わった後公式HPを見てみたら、どうやら実際のブログをもとに作られた作品みたい。元のブログは見てないけど、よくこんなにうまく作品化したなあ。あっぱれ!